2012.04.27

特徴はシンプル

民団新聞に今度の公演のことを寄稿させていただいた。こちら

初め書いた原稿に、もっと才人廳舞踊の特性が具体的にわかるように書いて欲しいといわれて、ちょっと困った。リズムは京畿地方の巫俗の音楽を元にしているので、17拍子とかあったりして、しかもどんどん変化していってとても複雑なのだが、踊りはとてもシンプルで素朴で、特徴的な動作があるわけではないのだ。

これはパンソリムという10拍子のリズムの一節。
訓練されたダンサーじゃないと踊れないような動作は一つもない。

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わりとずっと淡々としていて、色気出したり、わかりやすい感情表現をするわけでもない。
でも、味があるでしょ?
踊ってみると、この味はそう簡単には出せない。

素朴で淡々としていて、でもいつもどこか哀愁が漂う。そんな特徴です。

(ところで、民団新聞の記事中にある、李東安先生が崔承姫に教えたというのは本当らしいけれど、師匠というほどの関係ではない。ちょっと副題が大げさになっています。)

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2012.04.18

鄭珠美先生が語る李東安先生

「海が伝える古の記憶」に出演される鄭珠美先生から、才人廳舞踊を先生に伝
授した李東安先生の思い出話を伺ったので、少し抜き書きしてみます。(少しでも長いかな?)

李東安先生は1906年に才人廳の家に生まれ、舞踊、綱渡り、足仮面(伝統芸の一種)、唄、各種の楽器演奏を当時の一流の芸能人達から習ったという、言わば伝統芸能の英才教育を受けた方です。戦前から戦後にかけてかなり名の知れた芸能人だったのですが、芸人気質のため新しい時代の波にのれず、寂しい晩年を過ごしました。鄭珠美先生は李東安先生が1995年に亡くなるまでの10年間、李東安先生に教えを受けました。

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(鄭珠美先生は、)若い頃には現代舞踊にも興味があり、演劇もやっていた時期もあったのですが、いろいろやりながら、もっと根っこをやらないといけない、伝統舞踊をやらないといけないと思うようになりました。

国立国楽院の舞踊団に所属して呈才舞踊(宮廷の宴会のための舞踊)を踊っていた時期もありましたが、そのうち民俗舞踊の3人の先生に師事するようになりました。李東安(イドンアン)先生、李梅芳(イメバン)先生、金寿岳(キムスアク)先生です。

李梅芳先生と金寿岳先生のところでも貴重な教えを受けましたが(鄭珠美先生は、李梅芳流の僧舞と金寿岳流の晋州教坊クッコリチュムの「履修」もとっています。履修とは日本舞踊の名取りの免状のようなものです)中でも運命的な出会いだったのが李東安先生です。

李東安先生のところへ初めて行った時、とりあえずまず踊ってみるように言われ、李東安先生の踊りは地元の京畿地方のものなので、ああ子供の頃から知っている、昔会ったことがあると思いました。弟子の芸を見る目はとても厳しい李東安先生でしたが、その時「君の踊りはいいね」とおっしゃっていただきました。

とはいえ、昔気質の先生は、時間の概念がなく、レッスン時間も決まってなくて、気分でいろいろでした。せっかく先生のところに行っても地方に行っていて習えなかったり、先生の気分が乗らなかったり。弟子とは一緒にご飯を食べて、寝て、生活をともにする感じです。1回行ったら、1日時間がつぶれてしまいます。こちらは学校に行ったり、家に帰らなくてはならないという制約があるので、1日がつぶれるのは大変なことでした。こちらはお金を払っているのに何で習えないのと思ったらだめだと自分に言い聞かせていました。

ちょっとずつしか教えてくれないので、頭にきて1年間少し意地になって毎日通ったことがありました。才人廳の太平舞を習うのに、1週間で学べるものを1年かかりました。でも、1年間通ってみて、感謝するようになりました。心の訓練をしてくれたと思うようになりました。

先生は機械が苦手でテープは使わず、口とチャンゴだけで教えてくれました。

李東安先生のよく使っていた言葉に「チュムチプが良い」という表現があります。(チュム=踊り、チプ=家。うまく訳せませんが、踊り手の大きさ、器のようなものだと思います。)
晩年、李東安先生が「鄭珠美、おまえはチュムチプが良いから、きっと何者かにはなるだろう」とおっしゃってくださったことがいまも私の支えです。

踊りとチャンゴが合うことがいかに大事かということもよくおっしゃっていました。

李東安先生の人生が芸術でした。踊りを習うことも大事ですが、一緒に座って話を聞いたり、最後のほうは病院で話を聞くことが大事でした。先生は踊りの話ばかりしていて、亡くなる直前まで、どうやって踊るのか、公演はどのようにするのか、という話しばかりしていました。私は、先生が95年に亡くなる時まで最後までいた唯一の弟子でした。

自分の時は苦労したので、私は弟子にはたっぷりと教えてあげるようにしていますが、今考えてみると、ちょっとずつ習うことは悪いことではないので、自分の教え方も考え直してみようと思っているところです。昔は一度始めた人は最後まで習うものでしたが、今はいつやめるかわからないので、ついたっぷり教えようとしてしまいます。

伝統舞踊をどこまでも限りなくやることで伝統の種から創造が生まれると思います。伝統をやるのはそこに何かあるとわかっているからです。

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2012.04.10

せえ「え」が大事

韓国のリズム(チャンダン)にはいろいろなものがあるが、4拍子で1拍の中が3分割されて3連の4拍子になっているのが多い。

韓国の1234はハナ、トゥル、セッ、ネッと言うが、踊りを習う時は、

 はなあ、とうる、せええ、ねえ(・)

という感じに三分割されているのがわかるように掛声をかけてもらう。

リズムの種類にもよるが、基本的は

 ハナ(1)は始まり。強く押し出す。

 トウル(2)は、楽に自由に。

 セエエ(3)はここぞと盛り上げ、

 ネエ・(4)は余韻を残して解放する。

という感じ。

こりゃ人生や生活のリズムにとても似ているなあ、と思っている。人生でいうならば、

 子供時代、10代、20代の前半ぐらいまではハナ(1)の時代。
 親からもらった生命力でどんどん前に進むのみ。

 トウル(2)はハナの時代に一応完成した身体、体力、分別を駆使して、自分の生き方を作っていく。
 20代の最後ぐらいから40代の頭ぐらいか。

 セエエ(3)は働き盛りの集大成であり、収穫期。40代から引退の時期かな。

 ネエ・(4)は、静かに死に向かっていくと同時に再生が暗示される時期。

ハナ(1)とトウル(2)の時期は振り返らなくていい。
ひたすら前を向いて集中して生きた方がその後の実りは大きい。

セエエ(3)も行け行けドンドンのようだが、それまでとちょっと違う。
何か哀愁を含んでいる。
特に、「せええ」の最後の「え」。

「せええ」の「え」は韓国語で「結ぶ」という表現をするが、これが大事と先生から繰り返し教わっている。
実際に踊りや楽器で表現するにはとっても微妙な感覚なのでなかなかうまくできないのだが、最近ちょっとその感じがわかってきたような気がする。

「せええ」の「え」は、それまで自分がやってきたすべてが天から降ってきて、それを受け止め、報いや褒美をもらっている感じ。

日常のいろんなことにも「せええ」の「え」がある。
人生としても、私は今「せええ」の最後の「え」に向かって生きているステージなんだなあと思う。

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2012.04.06

能楽堂で韓国舞踊の公演をやる理由

 韓国から才人廳舞踊の鄭珠美先生をお呼びして日本公演をするにあたって、以前から私には一つのアイディアがありました。

 先生の踊りはすばらしいのだけど、近代的な大きなホールの中で踊っても、いまひとつその良さがでないような気がしていました。

 才人廳舞踊が生活の中で踊られた時代は、近代的なホールなんてなくて、踊る人、楽器を演奏する人、それを見る人がお互いの呼吸を感じて共振できるような小さな空間、屋敷の中庭や村の広場のような場所でおこなわれていたはずです。

 日本が朝鮮半島からの文化的な影響を強く受けた時代に始まって、中世からその形式が変わっていない能楽堂こそ才人廳舞踊にふさわしい、と思ったのです。

 私が才人廳の音楽を初めて聴いた時、異国の音楽というよりは何かとてもなつかしく感じように、才人廳舞踊と日本の伝統芸能と共演することによって、古くからある日本と朝鮮半島のつながりが感じられるのではないかと思ったのでした。

 音響的にも、昔はマイクなんてなかったのですから、生音でやるのが本来の姿であるはずです。能楽堂はアコースティックの楽器がマイクなしでよく響くようにできているということです。

 私自身、この舞台で才人廳舞踊を見ることをとても楽しみにしています!

Blog
 「海が伝える古(いにしえ)の記憶~韓国才人廳(さいじんちょう)舞踊と日本伝統芸能の響演~」
 銕仙会能楽研修所(表参道3分)にて7月16日(海の日)午後2時半から開演

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2012.03.27

「海が伝える古の記憶~韓国才人廳舞踊と日本伝統芸能の響演~」チケット予約のtips

銕仙会能楽研修所は、椅子はなく桟敷で全自由席です。
ちょっと窮屈な思いをされるかもしれないのでお客さんには申し訳ないのですが、最大限の約200席を用意いたします。
舞台と客席が近く、演者と観客が一体となって互いの呼吸を感じることができるという良い面もある会場です。

席数が限られていますし、お安くなるので、前売り券のご購入をおすすめします。

チケットの入手の仕方ですが、

●ネット予約に抵抗のない方ならば、

1)e+(イープラス)には、いろいろな支払い、受け取りのオプションがあります。
 今、支払い・受け取りの両方をセブンイレブンまたはファミリマートで統一すれば手数料無料になるというキャンペーンをやっています。
 コンビニまで行く時間がない方には、配送手数料はかかりますが、宅配というオプションもあります。

2)Confettii(カンフェティ)は、セブンイレブンで支払い・受け取りに限られますが、ポイントがたまり、同じサイトで予約した他の公演で割引が受けられます。手数料は無料です。

●ネットで登録して予約するのは苦手という方ならば、

3)カンフェティチケットセンターで電話予約できます。
 支払い、発券はセブンイレブンになります。手数料無料です。
 予約受付 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)

●新大久保、大久保に行く機会がある方ならば、

4)韓国伝統楽器店BBDでチケットを取り扱ってもらう予定です。
 取り扱いが始まりましたら、このページでも告知します。
 4月中旬には取り扱い開始する予定です。

 BBDで取り扱い開始しました!店頭販売のみです。
 お店のホームページはこちら

●竹田や関係者に会う機会がある方ならば、

5)直接買って下さい!(゚▽゚*)

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「海が伝える古の記憶~韓国才人廳舞踊と日本伝統芸能の響演~」

クリックすると拡大します↓
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<開催によせて>

太古の昔から、人々は海を越えて目には見えない大切なものを運んでいました。
歌、音楽、踊り、物語、暮らしのたたずまい・・・
それらは次第に地域の色に染まり、それぞれの文化が花開いていきましたが、人々の心の深いところでは今でも世界中がつながっていると信じています。

このたび、国際芸術交流「海の道」は、古くからある国境を越えた深いつながりを皆さまと一緒に感じようと、「海が伝える古(いにしえ)の記憶」と題しまして、韓国の才人廳舞踊をご紹介いたします。

才人廳(さいじんちょう)とは、李氏朝鮮時代に韓国京畿地方の華城にあった巫子や巫楽演奏者、芸人らを統括する組織で、廣大廳、花郞廳とも呼ばれています。
才人廳の家に生まれ、朝鮮時代末期当時の一流の芸能を身に付けた李東安によって伝えられたのが才人廳舞踊です。
韓国舞踊が近代化の影響を受ける前の姿をよく伝えています。

日本からは、鼓、和太鼓、笛、琵琶の演奏者が参加し、海を渡り伝わってきた芸能の深層に思いをはせます。
韓国と日本の芸能の響宴を能舞台でお楽しみください。

日時:2012年7月16日(祝・海の日)

会場:銕仙会能楽研修所(地下鉄表参道駅3分)

開場:午後2時 開演:午後2時半

入場料:前売 4,000円 当日 5,000円

チケット販売:

 ・e+(イープラス)

 ・Confettii(カンフェティ)

 ・カンフェティチケットセンター
  (電話で予約してセブンイレブンで支払・発券)
  予約受付 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)

  →チケット予約のtips

主催 国際芸術交流 海の道

共催:才人廳伝統舞踊伝承会

後援:港区、港区国際交流協会、駐日韓国大使館 韓国文化院、国際交流基金

出演:鄭珠美、才人廳伝統舞踊伝承会、ウリチュム研究会、
   ユ・インサン他(才人廳舞踊)・仙堂新太郎(鼓、和太鼓)・
   友野龍士(大鼓・和太鼓)・松尾慧(能管、龍笛、篠笛)・
   後藤幸浩・水島結子(琵琶)

本公演は、財団法人 韓哲文化財団助成基金を受けています

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「海が伝える古の記憶~韓国才人廳舞踊と日本伝統芸能の響演~」をプロデュースした経緯

この5年ほど、寝ても覚めても韓国伝統舞踊、というのはおおげさですが、ま、起きて活動している時間の8割ぐらいは何らかの形でそれに関係している(研究活動ももちろん含めて)という状態で困ったものなのですが、その一つの到達点というか目標であったのが、私が韓国で習っている鄭珠美(チョンジュミ)先生の日本公演を実現させるということでした。

鄭珠美先生の踊りは、何だかわからないのだけど心を揺さぶるものがあり、私の感性にど真ん中ストライクで響いてくるようです。
最初に習った先生だからそう思うのかとも思ったのですが、その後たくさん他の先生の公演を見ても、うまい、良い、と思う先生はいても、ここまで心打たれません。
おそらくテクニックの問題ではないのです。

もう一つ、鄭珠美先生のすばらしいところは、教わっていると、自分の中の新しい扉が次々開かれていくようで、同じ曲をずっとやっていても毎回新鮮でおもしろいのです。
でも、教えるテクニックは、特別というわけではないのではないかと正直思います。

テクニックよりも、まず情熱ですね。
こちらは中年から習い始めた、身体能力も人並み以下の素人で、しかも言葉がろくに通じない日本人なのに、まったく手を抜きません。
私が1人で踊っている時、ちらっと先生の方を見ると、いつもものすごい集中力でこちらをじっと見ています・・・なかなかできることではありません。

それから何より、鄭珠美先生の人格と踊りの奥行きの深さがおもしろくさせているのだと思います。

今の私には、この先生に習う以上におもしろいことってなくて、最高の娯楽です。
鄭珠美先生により良く習う力をつけるために、太鼓習ったり、韓国文化のことを勉強したり、日本でいろいろ(ほんとにいろいろ)していると言っても過言ではありません。

さて、鄭珠美先生は出会った最初の頃から、日本で公演できないものか、韓国国内で主流になっていないためあまり顧みられていない才人廳舞踊を外国の方々に見ていただきたい、と何度もおしゃっていました。
韓国人的な前向きな発言で、まさか私が実現できるとほんとに思っていたわけではないのかもしれないのですが、私としては、何をどうしたらよいか全然分からないものの、実現してあげたい、と真剣に思いました。

その第一歩は、モーションキャプチャ研究の一環として先生を日本にお呼びして、大学の公開講座を開くという比較的私にはやりやすいかたちで3年前に実現しました。
でも、先生が本当にやりたいのは踊りの公演なのはわかっていました。

それからいろいろ準備を続けて、このたび何とか日本で公演ができる、というところまで漕ぎ着くことができました。
なにぶん素人ですので、行き届かないところがいろいろあるかと存じますが、精一杯心をこめて準備します。
プロの舞台をプロデュースするなんて大それたことは、これが最初で最後にしようと思います。

7月16日の海の日に、表参道の銕仙会能楽研修所で

海が伝える古(いにしえ)の記憶~韓国才人廳(さいじんちょう)舞踊と日本伝統芸能の響演~

午後2時半から開演します。

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2012.01.04

パクスナさんのリサイタル

公開講座「身体を知る、身体で知る」でカヤグム(琴)を演奏されたパクスナさんも東京でリサイタルを開きます。

音楽性が優れた方なので、きっと聴き応えのある演奏になると思います!

2012年1月13日 6時半開場 7時開演 座・高円寺
パクスナ カヤグム リサイタル Sound of Life

くわしくはこちら 

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2011.12.20

ソンエスンさんの「身体を感じてみよう♪ワークショップ」

公開講座「身体を知る、身体で知る」で講師をつとめられたソンエスンさんが東京で「身体を感じてみよう♪ワークショップ」を開催されます。

ソンエスンさんは普段ソウルで活躍されているので、日本で体験することはなかなかできないワークショップです。
老若男女誰でも、1日単位で参加できます!
参加者には、11月にソウルでおこなわれたソンエスンさんの公演DVDプレゼントがあるそうです。

<日時・ 場所>
1.大久保(李明姫国楽スタジオ) 
2012年 1月 14日(土) 5時~7時 
2012年 1月 15日(日) 5時~7時 

2.武蔵野プレイス(武蔵境駅前)
2012年 1月 16日(月) 12時~2時
2012年 1月 17日(火) 12時~2時

詳しくはこちら

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2011.10.25

「創発経営のプラットフォーム」出ました

國領二郎+プラットフォームデザイン・ラボ編「創発経営のプラットフォーム―協働の情報基盤づくり 」日経新聞社、2011年.

1章と終章の一部書いています。
実家の様子を久しぶりに見に行って、ちょっとお手伝いをしてきた、という感じ。

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2011.09.18

2011年公開講座「身体を知る、身体で知る」の様子

横浜国立大学 IT伝承支援研究 公開講座 Part III
「身体を知る、身体で知る~韓国伝統芸能を通して~」
無事に終わりました〜

1. 「情報技術による伝承の支援研究 身体で知るということ」(竹田)
2. 「韓国舞踊の神明(シンミョン)について」(ソンエスン先生)

いつも講演は、実演や、体を動かすプログラムよりも評価は低いのですが(笑)、
真剣に聞いてくださったのを感じました。ありがとうございます。

3. 体験ワークショップ ~身体を知る、身体で知る~(ソンエスン先生)

深く呼吸をしながらゆっくりゆっくり体を動かします。
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最後は参加者のみなさんがポーズを出し合って、僧舞の音楽にのって呼吸をしながらゆったりとポーズからポーズへ移り変わっていきます。これはもう立派な舞ですよ。
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1時間足らずでは物足りないと感じられた方もいらっしゃたのではないでしょうか。
ほんとうは1回数時間はかけて、できれば何日か続けてやるプログラムなのです。
ソンエスンさんは、夏と冬に東京と京都でワークショップに開いています。
このブログでもお知らせしたいと思います。
 
4. 舞踊実演 ( 舞踊 ソン エスン先生、伽倻琴 パクスナ先生、チャンゴ チェジュニル先生)
1)僧舞(スンム・イメバン流)
ソンエスン先生が留学を決意したきっかけになった舞。
動きの一つ一つが芸術品のようでした。
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2)打楽器演奏(チャンダン)とミニ講座
チェ先生によるチャンダンのお話しと演奏。
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エネルギーがストレートに伝わってきました。
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3)太平舞(テピョンム・ハンヨンスク流)
伽倻琴とチャンゴによるシンプルな伴奏に気品のある舞が映えていました。
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通常はたくさんの楽器で伴奏するのですが、音にすごく厚みがあり、足りない感じが全然なかったです。
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4)伽倻琴(カヤグム)演奏とミニ講座
パク先生によるカヤグムのお話し。
カヤグムの音は裏側の穴から出るって知っていました?
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いろいろな地方のアリランの弾き比べも興味深かったです。
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5)即興舞
現代的な感覚でありながら、一貫して、伝統の呼吸が感じられました。
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3人の間では、身体と音で物語のようなやりとりが交わされていました。
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6)カンガンスルレ
最後は、皆さん参加して、韓国の童遊びをしました。
皆干しニシンになって、順番に結んで、ほどいていきます。
どっち向きに結んだらよいかわからなくなって、楽しく混乱いたしました。
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来年以降の予定は未定なのですが、またこのような機会を設けたいと思っております。
ご来場ありがとうございました。


(今回の公開講座はプロの写真家の方にご厚意で撮影していただきました。
 写真家の大槻茂さん、ありがとうございます。)

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2011.08.26

公開講座の受け付けについて

横浜国立大学 IT伝承支援研究 公開講座 Part III
「身体を知る、身体で知る~韓国伝統芸能を通して~」

日時   2011年9月18日(日)午後1時~5時
場所   横浜国立大学教育文化ホール

すでに定員を過ぎ、現在は観覧のみ(ワークショップ体験なし)の受付をしておりますが、講師のソンエスン先生にお願いして、観覧席の方も体を動かしていただけるようなプログラムを考えていただいてますので、観覧のみだからいいや、と思われた方も、是非ご参加ください。

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2011.07.25

公開講座申込み状況

今年は公開講座の申込みが順調で、1週間で早くも当初の定員を超えましたが、講師のソンエスン先生と相談して、床にマットを敷いておこなう予定だった体験ワークショップをその場で立っておこなうことにいたしまして、もう少したくさんの方に体験していただけるようになりました。

それでも、会場の大きさの関係上、あまり人数が多い場合は、後の方に申し込まれた方は、観覧のみでお願いすることになるかもしれません。観覧席はたくさんありますので、まず席が足りなくなることはないと思いますが、体験ワークショップに参加されたい方は早めに申込みいただけますようお願いいたします。

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2011.07.15

本日から公開講座の受付始まります

横浜国立大学 IT伝承支援研究 公開講座 Part III
「身体を知る、身体で知る〜韓国伝統芸能を通して〜」

本日から参加申し込みが始まります。

申し込みはこちらから。

講座の内容をご紹介いたしますと、

1)
まず、竹田による「伝統芸能伝承の情報技術による支援の研究」のご紹介。伝統芸能をはじめ、わたしたちは、言葉でうまく表現できないけれども深く知っていることがたくさんありますが、このような知を生み出したり伝えることを情報技術で何とかお手伝いできないものだろうか、という話です。

これはまあ、前座です。(笑)

2)
次に、いよいよ韓国からお招きする伝統舞踊家ソンエスン先生が登場して、
「韓国舞踊の神明(シンミョン)について」
をお話し下さいます。

神明というのは、恨(ハン)と興(フン)と並んで、
韓国伝統芸能においてとても大切な概念です。

私が言うと大変不正確になりますが、

浮き世にはいろいろつらいこと、悲しいこと、もやもやすることがあるけれど(恨)
それらをウッと吹き飛ばし(興)
さらに一段高みの境地に至る(神明)

というような関係にあります。

3)
ソンエスン先生の指導のもと、皆さん一緒に立って、深く呼吸をしながら体を動かす身体ワークショップです。

ヨガやピラティスでも知られているように、正しく呼吸をしながら姿勢を正したり体を動かすだけで、体の調子が整い、活性化します。

韓国伝統芸能でも呼吸に始まり呼吸に終わるというほど、呼吸と演者の動作、音は一体の関係にあります。

このワークショップを通して、体に刻み込まれた深い知を感じていただければと思います。

4)
最後は、ソンエスン先生の舞踊とパクスナ先生のカヤグム(韓国の琴)、チェジュニル先生の韓国伝統打楽器の実演です。変更はあるかもしれませんが、主な演目をご紹介します。

・僧舞。僧衣を着て太鼓の撥を持ち、長い袖を翻して踊ります。
とてもゆっくりしたテンポからはじまり、だんだん盛り上がっていき、最後は太鼓を激しく叩いてクライマックスに至ります。

昨年の公開講座でも柳美羅先生が僧舞を披露されましたが、流派が異なる(昨年はハンヨンスク流、今年はイメバン流)ので、昨年おいでになった方はいろいろ違いを感じられるのも一興でしょう。

・太平舞(ハンヨンスク流)。王侯貴族の衣装で、巫俗と呼ばれる民間宗教で使われる複雑なリズムの音楽にのって、華麗なステップを踏みます。通常は多くの楽器で豪華に伴奏しますが、今回は原点に戻って太鼓とカヤグムだけのシンプルな伴奏で踊るという珍しい試みをします。

・カヤグムと太鼓の伴奏による即興舞。即興といっても内容があらかじめ決まっていることが少なくないのですが、これはほんとの即興舞です。個々の力量と3人の息が合っていないとうまくいきません。さあ、どんな舞になるでしょうか。

・この他、カヤグム、打楽器のそれぞれの演奏、ミニ講座、皆さん参加して輪になって踊るカンガンスルレ(花いちもんめのような遊戯曲)など予定しています。お楽しみに〜


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2011.05.28

公開講座「身体を知る、身体で知る〜韓国伝統芸能を通して〜」

今年も9月に公開講座やります。

言葉にできないことを伝えるのに情報技術はどのように役立つか?という研究を一般の方にお話しすると同時に、研究対象にしている韓国伝統芸能をご紹介し、実際に体験していただく内容です。

今年は、韓国で活躍中の伝統舞踊家ソン・エスンさん、カヤグム(琴の一種)演奏家のパク・スナさん、伝統打楽器演奏家のチェ・ジュニルさんをお招きして、ますますパワーアップした内容です。

太平舞、僧舞といった韓国を代表する伝統舞踊や、即興演奏、即興舞が見られます!

韓国伝統芸能の呼吸を実際に体を動かして感じる、体験ワークショップがあります!

しかも今年は受講無料です。

7月15日から募集が始まりますのでお早めに。

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横浜国立大学 IT伝承支援研究 公開講座 Part III
「身体を知る、身体で知る〜韓国伝統芸能を通して〜」

日時   2011年9月18日(日)午後1時~5時
場所   横浜国立大学教育文化ホール

募集人数  30名
受講料   無料

伝統芸能の伝承を最新情報技術で支援する研究プロジェクトをご紹介すると同時に、韓国の伝統芸能を通して自らの身体を知り、自らの身体で感じることを目指します。韓国伝統舞踊・楽器の実演と、実際に体を動かして呼吸を感じる体験ワークショップがあります。

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講師 竹田 陽子 横浜国立大学 環境情報研究院 教授
   ソン エスン(成愛順) 韓国伝統舞踊家
   パク スナ(朴順雅)  カヤグム奏者
   チェ ジュニル(崔俊一) 伝統打楽器奏者

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主催: 環境情報研究院 環境イノベーションマネジメント専攻

後援:保土ヶ谷区

申し込み方法:2011年7月15日 (金)より9月9日 (金)までの申し込み期間中に、こちらよりお申し込み下さい。

問い合わせ先: 横浜国立大学理工学系大学院等総務係
      (環境情報研究院 総務・会計担当)
  TEL 045-339-4422 FAX 045-339-4430
  kankyo.kouza@ynu.ac.jp

会場案内: 横浜国立大学教育文化ホール

・横浜市営地下鉄

  三ツ沢上町駅徒歩約20分

・横浜駅西口よりバス 

  相鉄バス10番(交通裁判所循環)等 岡沢町下車約7分

大学への詳しいアクセス方法は、大学ホームページをご覧ください。


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2011.01.30

剣舞ワークショップ

1月28日から30日にかけて、国際芸術交流 海の道で韓国からチョンジュミ先生をお招きして晋州剣舞のワークショップを開きました。

参加者16人と予想を上回る盛況で、急遽別のスタジオを借りることに。

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習う方も必死なら、先生も全力で教えてくださり、スタジオは熱気にあふれておりました。

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最後は結構形になっていたように思います。剣の扱いは後で練習してね、という感じではありましたが。

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やはり先生のは一つ一つがいちいち決まっていますね。静中動というか。

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チョンジュミ先生とユミラ先生

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参加者はほとんど日本人で、先生とは言葉もままならないのに踊りを通して皆しっかり心が通じ合っていたように思います。また、このような機会をつくりたいです。

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2010.11.24

発表予定

「基本を伝える-韓国伝統芸能伝承におけるモーションキャプチャの利用-」人文科学とコンピュータシンポジウム, 2010年12月12日, 東京工業大学

韓国舞踊とチャンゴのモーションキャプチャ利用研究の発表です。思ったより発表時間が少なかったので、ネタは韓国舞踊だけでよかったかも、と今頃後悔。

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2010.09.28

公開講座の様子

数々の不手際はございましたが、本年度のIT伝承研究公開講座「体感する韓国伝統文化」終了いたしました。

極端な季節の変わり目にあたってしまったため、体調を崩されて会場においでになれなかったも方もいらしたかと存じます。来年度も開催する予定ですので、その節には是非ご参加ください。

最初に、「情報技術による伝承の支援研究」プロジェクトで、韓国と日本において韓国伝統舞踊の調査をしました研究結果をご紹介しました。

次に、ゲストの洗足学園音楽大学講師山本華子先生に、「韓国の祭礼楽 =儒教との関わりから=」をお話いただきました。あまり知られていない宮廷の儀式音楽と舞踊を映像を交えてご紹介いただきました。

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韓国伝統舞踊家柳美羅(ユミラ)先生にも「舞踊を通して知る韓国伝統文化」として、舞踊で使われる太鼓の起源についてお話をいただきました。

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次は、いよいよ韓国伝統舞踊の実演です。

まず、柳美羅先生による韓英淑流の僧舞。幻想的で壮厳な舞です。後半は、大きな太鼓を激しく叩きます。

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柳美羅舞踊教室の皆さんによるチャンゴチュムの後、柳美羅先生の教坊サルプリ。エレガントでとても深みのある作品です。

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柳美羅舞踊教室の皆さんによる三面太鼓。とても息が合っています。

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最後は、三面太鼓の太鼓をばらして、受講生の皆さんも太鼓を体験しました。韓国で一番速いチャンダン(リズム)のフィモリ。初めての方がほとんどなのに、皆さんすごくうまくのって叩いておられました。

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韓国の伝統文化を少しでも体感して帰っていただけましたなら、嬉しいです。

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2010.09.27

公開講座終わりました

公開講座「体感する韓国伝統文化」無事終了いたしました。

受講して下さった皆様ありがとうございました。

Web申し込みの不備がありましたことを重ねてお詫び申し上げます。

当日までにほとんどの方と連絡はつきましたが、1名の方だけ最後まで連絡がつきませんでした。
大変申し訳ございませんでした。

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2010.09.21

【至急】公開講座についてのお詫びとお願い

横浜国立大学公開講座「体感する韓国伝統文化」に

大学HP経由で申し込みされた方へ

申し込みのフォームが大学に届いていないミスがありました。

大学ホームページ経由で申し込みされた方は、

至急、大学広報室(045-339-3016, koho@ynu.ac.jp)へご連絡願います。

(時間外などで連絡がつかない場合は、当日会場に直接おいでいただいても大丈夫です。)

当日問題なく受講できるように手配いたします。

このたびの不手際について、深くお詫び申し上げます。

                                      横浜国立大学

                                        竹田陽子

9月21日21時追記:

                           

 ホームページ経由で申し込みされた方の人数が12名とわかりました。2名の方にはすでに申し出ていただいたので10名の方がまだ不明です。

人数がはっきりしない場合、体験していただく太鼓の数が足りるかが問題だったのですが、この人数ならば受講は問題なくできます。

大学ホームページ経由の申し込みは、担当者にただちに転送され、サーバには個人情報保護のため、データを残さない仕組みになっていました。今回のトラブルは、転送先の指定し忘れが原因です。情報流出の心配はありませんが、こちらから連絡がとれないのはそのためです。

本当に申し訳ございません。

9月23日追記:

まだ連絡がつかない方が5名いらっしゃいます。

当日会場に来ていただければよいのですが・・・


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